JUG A BILLY CATS

BLOG

ウッシーのコラム

増加の巻

2016年02月08日

そういえば、訪日外国人が昨年度1900万人を突破したとか。
インバウンドにおけるマーケティングが今後の景気を左右する要となりつつある。
元来より、日本はこのインバウンド政策をずっと行ってきたわけだが
一時期の国際収支黒字に伴い、外貨獲得から輸出拡大にターゲットをシフトした。
しかしまた20ミリオン計画が立ち上がり、インバウンド獲得に向けて奔走しだした。
とはいっても、日本は明らかに観光産業が弱い。
ウィークポイントは多々ある。
世界的に見れば、まだまだ観光後進国なのである。
事実、一昨年の日本のインバウンドが1340万人なの に対して
フランスのインバウンドは8370万人。
なぜこんなにも差があるのか。
答えは簡単だ。
「サボっていた」からである。
フランスに劣らないほど、
日本には歴史的価値のある文化財や、観光資源があるはずだ。
さらに豊富な自然に、四季折々の美しい景観。
真夜中に女性が一人で歩ける治安の良さ。
そのまま飲める水道水、きれいなトイレ。
隅々まで行き届いたインフラ、ネット環境。
24時間営業店舗の多さ。
食事の美味しさ。
住人のマナーの良さ。
これら我々にとってはごく当たり前のようなことでも
ひとたび日本を出れば、これがどれほど恵まれているか実感する。
まさに旅行者の誘致に特化した国。
十分、インバウンド大国になれる余地がある。
サボらなければ、の話だ。
ではこれまで、我が国は外国へのアピールを十分に行ってきただろうか?
文化財保護のための予算なんてものは真っ先に削られ
せっかくの価値が見る影もなくガラクタになり果てる。
市区町村も頭の古い役人ばかりで
もっと素晴らしい部分を世界に見てもらおうという努力すら垣間見えない。
有名な観光名所だからと悦に浸って胡坐をかいているようでは
所詮そこまでの来客しか望めない。
いくら金のなる木があっても、水をやらねば枯れてしまうのだ。
無論、こういった観光産業の穴場を虎視眈々と狙っているビジネスマンも多いのだろうが
莫大な資金、もしくは奇天烈なヒラメキでもない限りは夢のまた夢である。