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ウッシーのコラム

本能の巻

2015年06月07日

脹やかに整った女の下肢というのは哲学である。
それらは男にとって自身の性的意義を考えさせ
時として様々な感慨を産ませる魔物である。
生物学的に見れば、男というのは
「元気な赤ん坊を産んでくれそうな健康な女」を本能的に求める。
私もどちらかといえばそちらのタイプだ。
四肢に程よく肉が付き、肌はうっすらと陽の色を宿し
勁健な血流が隈なく流れているような溌剌とした肉体に
蠱惑的な魅力を感じるのが、いわば「本能」である。
ところが
子鹿のように筋ばんだ繊美な肉体で
瑠璃色に血筋が浮かぶような白い女が好きだという男児も多い。
しかし言ってしまえばこちらもまた本能である。
メスを守ってやりたいとするオスの本能。
では本能ってのは一体何なのだという話になってくる。
「この女とセックスしたい」という所感が本能なのか
「セックスは関係なく守ってやりたい」という所感が本能なのか。
人間は動物的であり、動物的でない。
動物というのは思弁を持たぬからこそ本能のまま動くのであって
思弁を手に入れた人間はすでに本能など一切持ち合わせていないのかもしれない。