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ウッシーのコラム

泣き空の巻

2015年06月03日

知らぬうちに今年も半ば過ぎようとしている。
閃光のように赫いていた初夏の鋭い日差しは
いっときの泣き空に覆われ
髪を梳くようにやわらかく大地を拭ってゆく。
摩天の煌きは朧ろに陰り
暗雲破る龍神のごとく徒めいている。
その銀鱗が雨となり川となり
彩踊る夏の息吹を連れてくるのである。