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ウッシーのコラム

チョコの巻

2015年02月15日

バレンタインなんてものは随分昔から疎遠である。
いや、無縁と言った方がいいか。
義理チョコというのは乱暴な同情心であって
『義理でもくれてやったのだから、お前も何かよこせ』と
烏滸がましく言われているようで何だか落ち着かない。
そもそも真摯に愛を伝える日だというのに
見返りを求めること自体が不誠実じゃあないか。
なんなんだホワイトデーというのは。
どのみち男は義理だろうが何だろうが恋人以外からチョコを貰えば
『セックスできそうだ』ぐらいにしか思わないのである。
妙な出来心で男のスケベ心を煽るのは利口とは言えない。
本来、表立った愛情表現を良しとしない日本文化。
公共の面前で接吻などしようものなら
突然し ゃしゃり出てきた爺さんに
『あんたら人前でやめなさい』とお咎めを食らう。
私自身、どちらかというと年寄りじみた古臭い考え方である。
日本古来のエロチシズムや土着的な民族性に
言いようのない美徳を感じてしまう。
そもそも日本の先人はみな変態である。
それは間違いがない。
どうせなら、その変態的かつユーモア溢れる民族性で
このバレンタインやクリスマスというものを受け止めて欲しいものである。