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ウッシーのコラム

夜の巻

2015年02月13日

陽の光を目一杯浴びた真昼の恥じらいは
夜にその姿を煌々と露わにして当人を欺くのだ。
面白いものである。
白昼には到底口にも出せぬ戯言も
一旦夜が深まれば恥ずかしげもなくポロポロと出てくるのだから。
なんだか手の届かぬところが捷いような気分でもって
そのよくわからない感慨を夜の仕業にしては
勢い良く羞恥をさらけ出してみると
案外次の日でもみな覚えていたりする。
「おまえ夕べはこんなことを言っていたぞ」と
マジメな風貌で言われたりなんかすると
知らん顔をして白を切るしかないわけだ。
夜というのは何とも罪なものである。