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ウッシーのコラム

進歩の巻

2015年01月20日

車こそまだ空を飛んでいないものの
もはや文明の末端とも言えるこの現代社会。
しかしながら、それはほんの一部である。
教育水準の均等化なんてものは未だ不可能で
最先端の教育システムを有する国もあれば
識字率30%未満という国があるのも事実。
国民10人中7人が読み書きできないなんて
経済国家の人間から見れば到底信じられないことだが
世界にはもっと常識外なことが山ほどあるものである。
特筆すべきは『命の価値』であろう。
命は誰であっても平等。
それは先進国の常識であって
世界へ出てみれば人権さえ存在しない人がたくさん存在する。
本来、因習というのは時代とともに淘汰されていくもので
文明が神の力を超えたとき 、人々は過去の過ちに気付くのだが
十分な発展を遂げなかった民族にとって
まだまだ神への畏怖が強く、時代遅れの因習から抜け出せずにいる。
呪術師が儀式のために処女を殺したり
それこそインドのカーストなんてのは
「命は平等ではない」と断言しているようなものではないだろうか。
もちろん日本だって一昔前までは生贄や間引きで人を殺していたし
穢多の子は穢多のようなカースト宛らの身分制度が常識であった。
人智を超えたものを恐れたり
優劣意識や、社会安定のための階級支配など
今となれば粗野な人間的思想が
ある時代までは全世界で当たり前に存在していたのである。
それが未だ、この科学時代で当然のように人々の人生を大きく左右しているのは
妙に不気味でならない。

苔の巻

2015年01月20日

苔生した古石が
朝露に荘厳と輝いているように
くたびれて耄碌しても
魂だけは老いぼれぬよう居たいものだ。
人は、ひとたび挑戦をやめてしまうと
あとはただ死んでゆくだけの生き物である。