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ウッシーのコラム

善悪の巻

2014年12月23日

勧善懲悪は成立するのか。
面前で正義なんてものを振りかざせば
たちまち偽善者のレッテルを貼られる始末。
それ故に人はみな常々『悪』で居たがるものだ。
『悪』で居ることの方が楽だからである。
もちろん誰しもが正義を持ちあわせている。
それは良心の呵責によく似た、如何にも日本人的なもので
道徳的な人道から外れ ることへの不安や躊躇
つまり誰かのための正義ではなく
そこにある正義はすべて自分自身に働くものだと言える。
悪を懲らしめるより、善を尽くすことに正義を見出す人が多い。
それに懲悪に伴う暴力は勧善に成り得ないという。
イジメっ子を殴ってイジメられっ子を助けたとしても
その正義は認められず、本来正義であるはずの者まで咎められる。
『正義は勝つ』とは言いつつも『強さ』は正義として扱われず
いつであっても弱い方が正義として成り立ち易いのだ。
弱者であればあるほど正義や正当性が増し
民衆は知らず知らずそちらの肩を持つようになる。
そのあまりにも蓋然的な社会システムの中で
本当の正義が認められる日は来るのだろうか。