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ウッシーのコラム

私を見るものの巻

2014年12月16日

漆黒の空は朧気な私の面持ちを刺すように
その凛と冴ゆる月光を飛ばしている。
長い寒暁を待つその切なさ。
遠い旅路の果てを想うように
堪らなく、どこかこそばゆい。
追憶は瞬く間に時代を駆け戻っていく。
あの時代、あの瞬間に想いを馳せると
虚しさが胸の底を打ち付ける。
戻らぬ時も帰らぬ友も
いつだってその影だけが揺れ動いている。
手を伸ばせば届きそうな場所で、今日も私を見ている。