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ウッシーのコラム

ボンクラの巻

2014年12月04日

『やきいも~~』
萎びかけた花茎のように、どこか間の抜けた芯のない声。
それらはだらりと足元へ垂れ落ちて、そのまま冷たい風に浚われていった。
世の中、事件や事故、大小様々な出来事が絶え間なく起こっているのに
目の前がこれほどまでに平常平凡であることが不気味でならない。
大海原のどこかで船が一隻沈没したとしても
人里離れた山奥で大木が一本倒れたとしても
私の耳には何も入ってこないし、生活に何の影響もない。
当たり前のことだが、よく考えてみると妙に不気味だ。
世の物事など、知らなければ何も知らないままである。
結局人は自分のドラマを生きている。
いくら 目の前が平凡だとは言ってみても
自身にとっては遣ることなど山ほどあって
猫も杓子も東も西も、自分のことで精一杯。
周りの人間に配慮する余裕はなく、ただ生きる。
その善悪の程など分かりはしないが
まずは自分の幸せのために頑張るべきだ。
どんなボンクラだろうと、生きてりゃ可能性がある。