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ウッシーのコラム

木枯らしの巻

2014年12月01日

厚かましく駆け抜けてゆく木枯らしが一層に冬の訪れを思わせる。
世の終末のような暗澹たる雲行きは心の隙間にまで入り込んできそうだ。
この例えようのない悲愴感に少しばかり落ち着きを覚えるのは歳を食ったせいか。
それとも雨垂れの夕刻に見るようなノスタルジーのせいか。
年の終わりと一緒に身の回りの厄介事も水に流せてしまえば楽である。
些か都合は良すぎるが、そうすれば心機一転、清々しく新年を迎えられるのに。
しかし残念ながらいくら歳月が変わろうと自身が変わらねば変化はない。
寝て待てども果報なんて来ぬのだから。
元旦に大きな目標を掲げて躍起に意気込んでみたところで
年の暮れになって一年を思い返してみれば誰だって一つや二 つは反省点があるものだ。
人間、満足なんていう精神状態はありえない。
常々、何か足りないからこそ頑張れるわけで
目標があるから走り続けられるのである。
目標地点があまりにも遠すぎて現実離れしているのは問題だが
多少は自身の尻を叩いて意識を高めるのは大切だと言える。