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ウッシーのコラム

柔軟性の巻

2014年10月02日

日の入り果てた秋の夜というのは何とも不思議な気分で
女の何でもない言葉に絆されたような、どこか寂しくも満たされる感慨を含んでいる。
どれだけ歳を食らえど、たった四つしかない季節に幾度も心囚われているのだから
所詮は人の心など大して成長しないのかもしれない。
こうして図体ばかり大きくなり、要らぬ知識が纏わりついて離れなくなれば
物の見方はどんどんと一面的になり、結果退屈な考え方しかできなくなる。
私自身がもっとも大切にしていることはやはり『柔軟性』である。
上記に述べたように、大人になると余計な知識ばかり身について、どうも強硬になりがちだ。
『すべて自分が正しい』と思っている以上、成長はあり得ない。
特に思想というのは強硬になりやすく、つい自分の正当性を主張しがちだ。
言い換えれば、自分とは違う意見を否定しがちである。
無論、道徳的・人道的に見て『正しいか正しくないか』という判断はあるが
どれだけ自分とは正反対の意見であっても
それらを『異常だ』と否定してしまった時点で、その人もまた間違いなく『異常』である。
やはり、多種多様な物事に大して柔軟に対応できる力が大切ではないか。
そしてその柔軟性が成長へと繋がっていく。