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ウッシーのコラム

無慈悲の巻

2014年01月27日

無慈悲な夜に項垂れる。
この阿漕な世間に溢れ出るものは愛でも恋でもなく
『憎悪』とでもいったところであろうか。
何だか夢もヘッタクレもない言い分になってしまうが
愛だ恋だと騒ぎ立てるペテン社会にまんまと飲み込まれぬよう注意が必要だ。
この世を動かしているものは愛でも恋でもない。
『自愛』である。
自愛があってこそ他愛が成り立つわけで
一見、他愛に満ちた仏のような人間であっても
そこには欺瞞に隠れた自愛が迸っているものだ。
もちろんそれが『悪だ』なんて思わない。
誰だってそうだ。無論、私も。
いや、寧ろ能動的に誰かのために動けている人は素晴らしい。
私のように胡座をかいて自愛に埋もれているようなボンクラとは大違いだ 。
しかしまぁ、独り身の男が誰かのために生きるというのも難儀な話である。
友達のために生きる?
親のために生きる?
国のために生きる?
いっそのこと赤紙でも届けば『何かのために』この救いようのない人生を捧げてくれてやるが
やはりこの平然とした現代社会では、どうしたって自分優先に生きてしまうのも無理はない。
だったら、みんな自分のために精一杯生きればいいのだ。
人の幸不幸に頭を抱えるよりも、まずは自分のことを考えればよい。
そりゃあ、米粒ほどでも良心の呵責を持ち合わせている人間なら
目の前で困ってる人を放っておくことはできないだろうが
人助けをするために自分の人生を擲ってしまうのは少し考えものだ。
まぁこんな屁理屈を並べているようじゃ、他愛なんて程遠いかもしれない。