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ウッシーのコラム

激湍の巻

2013年11月06日

いつしか秋も去り際にあって、すっかり寒くなってしまった。
この街も、もうじき海の底のような、しんとした冬に埋まっていくのだ。
朝霜の降りる頃にはもう年の瀬に追われて慌ただしくなる。
毎度のこと、取り立てて大した用事なんてものはないのだが
やはり年の新しくなる前に一切合切の片付けをしておくべきである。
清々しい気持ちで新春を迎えるためにも
その年の厄はその年のうちに振り払っておかねばならぬ。
激湍のように流れていく歳月の前で
大晦日も正月も取るに足りない一日ではあるが
一年を振り返って平穏に過ごすというのもよい。