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ウッシーのコラム

風の巻

2013年10月15日

一体どれだけ台風が来れば気が済むのか。
性懲りもなくやってきては縦横無尽に走り回り何事もなかったかのように去っていくのだから
まるで猫のイタズラのように、やり場のないため息が溢れるばかりだ。
まぁ猫のように可愛いものではないが。
かつて蒙古の襲来を二度に渡り崩壊させ、みなから神風だと崇められたように
今一度そのような恩恵を我々に与えてくれてもいい頃ではないか。
こうも天災ばかり続くと、しまいには誰も神など信じなくなるだろう。
それはそれでいいかもしれないが。
手を合わせて空虚を拝むことに馬鹿馬鹿しさを覚えて
過去の他力本願な人生から脱却し自身の力で生きていこうと決意する。
うむ、まさに現代人らしい。
神頼みで人生が救われるのなら、とっくに土下座でも何でもしているが
生憎、そうは世の中甘くないうようである。
窮地に陥ったときだけ『神様、一生のお願いですわ!』と泣きついても
『都合のいいやつめ』と跳ね返されるのは目に見えている。
過去の流儀に囚われ盲目的に生きるのなら、すべて脱却して生きるのも一つの道だ。
しかし、人はどう変わろうが『籠の中の鳥』であることに変わりはない。
神を捨てたとて自由になれるわけでもない。
何とも気難しい時代である。