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ウッシーのコラム

芸術の巻

2013年08月18日

音楽にしても、その他諸々の芸術にしても
行き過ぎたオリジナリティというのは対人を困らせる。
そのギリギリの線を見極めて、誰にも真似できない作品を生み出すのが芸術だ。

ただ常識の枠から抜け出しただけの異質な作品などガラクタでしかない。
それらを現代的なモダンアートだと銘打って高々と飾り付けるのもまた滑稽である。

しかしながら、いざそのような自慰的な芸術作品を前にした時に
内心は『これのどこがアートなんだ?』と思ってはいても
周りがそれを持て囃している場合は『芸術を理解できている人』を演じなければならない。
そこで『こんなもの、価値のないガラクタですね』なんて口に出してしまえば
たちまち『芸術の分からないヤツ』というレッテ ルを貼られて田舎者扱いだ。

たとえ他のみんなが同様の気持ちであっても、それを口に出してしまった時点で
『空気の読めない痛いヤツ』となってしまうからタチが悪い。

かく言う私自身も、このような状況で本音を言えるほど根性がない。
苦虫を噛み潰したような顔を隠して『斬新ですね~』と言うのが精一杯である。

まぁ基本的に個展などのアートギャラリーは居た堪れなくて苦手だから
マンホールの模様だとか、街中に数奇的に出来てしまった芸術を見ている方が面白い。