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ウッシーのコラム

チップの巻

2013年07月10日

チップの文化について

日本では『チップを渡す』という習慣がない。
レストランで1000円の食事をすれば1000円を支払えばよい。
しかしアメリカなんかじゃ20%ほどのチップを渡すのが常識となっている。

チップとは何ぞやと考えた場合、それはつまりサービスに対するお礼だ。
本来は『この人の接客は素晴らしい!』と感じたときにお礼を渡すものである。
しかし、実際はどんなサービスに対してもチップを渡すことが礼儀だとされている。

愛想もへったくれもないウエイターがコーヒーを運んできて
『なぜこんなサービスにチップを払わなきゃならんのだ』と
日本人なら憤慨するのが通例だ。
おまけに、チップを渡さないと嫌がらせをしてくる輩もいるもんだから
『もう海外なんか行くもんか!』とつい閉鎖的になってしまうのである。

日本の接客サービスは本当に素晴らしい。
世界でトップクラスだと言っても過言ではない。
日本の『おもてなし』が当たり前になってしまうと
そりゃあ海外へ出向いたときに不満が大きくなるのは仕方がない。

かといって、某映画の冒頭シーンのように
チップを渡すか渡さないかで騒ぐのも何だか不甲斐ないし
恐らく外人みたいにスマートにチップを手渡すことも難しいだろう。

私の場合、レストランで食事をするとテーブルの上にチップを置いておく。
ウエイターに『サンキュー』なんて言って手渡すのも何だか野暮じゃないか。
以前、日本人のおっさんが『ディス イズ
チップ!!』と言って渡していたが
あまりにも差し出がましくて見ていられなかった。
無論、そのオヤジが帰ったあとにウエイターが吹き出していたのは言うまでもない。