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ウッシーのコラム

奔竄の巻

2013年06月26日

霞む町並みが窓を走る雨粒にきらめいて幻想的でいる。
それがステンドグラスのように不確かな美しさで、かえって物悲しさを感じさせる。

春でも夏でもない、この独特な気怠さと藹々とした静けさの中に
そのまま深く沈み込んでいってしまえば、姦しい世間を忘れて
懸想に身を預けることにさえ煩わしさを覚えるような漫ろ心に満たされるのである。