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ウッシーのコラム

ピーマンの巻

2013年06月02日

苦くないピーマン、青臭くないピーマンが流行っているそうな。
本末転倒すぎて笑えない。

まず、ピーマンの立場になって考えなければ駄目だ。
『苦味』『青臭さ』はピーマンにとってチャームポイントである。
それらがなければみんなキャベツを食うだろう。
なぜピーマンが苦いのかを考えてやらねばならない。

では人間ならばどうだろう。
不良少年はなぜ不良になるのか。
それは自分自身を見て欲しいからではないか。

子供のうちから自分の存在意義を見つけ出そうと必死でいるのだ。
悪さをして、周りの注意を引くことが子供達に出来る数少ない存在証明である。
不良少年ほど不器用で寂しがり屋なのだから。
だから親や周りの大人が諦めずに叱ってやることが大切だ。

ピーマンの場合も同じである。
彼らは、周りの野菜たちよりも不器用なのだ。
そう、アウトローに憧れているのだ。

キョンキョンだって
『男の子って少し悪い方がいいの』なんて歌っているように
ピーマンの苦味というのは、ピーマンなりの生き様なのだ。

それをピーマンの気持ちも考えないで勝手に苦味を取ってしまうなんて
あまりにも横暴すぎる。

ピーマンは別に他の野菜みたいになりたいわけじゃない。
万人に愛されたいなどと思ってはいないのだ。

『俺のことは、分かるやつだけ分かってくれ』という
何ともかっこいい生き方をしていることに、なぜ大人たちは気付いてやれないのか。