JUG A BILLY CATS

BLOG

ウッシーのコラム

移ろいの巻

2013年03月15日

冬の名残りを置いたまま春一番が足元を洗う。
季節の移ろいに心ときめかすような柄じゃあ無いが
狂いもせずに絶妙なタイミングで季節が巡ってくることに感心する。
誰に言われることなく桜は咲き始めて
刹那に咲き誇っては散ってゆくその潔さに人生の何かを見つけたりする。

気に留めるほどでもない些細なことに意識を向けてやると
それが実に興味深くあったりして、頭から離れなくなったりもする。

人間に一人一人ドラマがあるように
万物にもそれぞれのドラマが存在していて
それが毛細血管のように入り組み、絡み合って
『いま』というものが在り続けるのだろう。

奇跡だなんていう言葉は何とも空想的で好きではないが
自分が今ここに存在していることは紛れもなく奇跡であるといえる。
そして桜の蕾ひとつが花開くこともまた同様に奇跡である。

この世は奇跡のオンパレードだ。
あまりにありふれていて気付くのが難しい。