優しさに悩むの巻
2012年12月03日
中途半端な優しさが罪ならば
何もしないことは優しさに成り得るのだろうか。
その辺の曖昧な人間模様が分からずに
いつも中途半端な優しさを振りまいている今日この頃。
そう考えると私は重罪人か。
後先考えず手前の体裁を保とうとする癖を直さねば。
良い人に見られたいとか悪い人に見られたくないとか
そんな薄っぺらい体裁なんて捨ててしまおうと頭では思ってみても
やはり人間、そう簡単には丸裸になれるものではない。
難しいものだ。
いっそのこと悪魔にでもなってしまえば
『この人は悪いままでいいんだよ、悪魔なんだから』と言われて
体裁など気にせず好き勝手に生きれるのに。
その上、少しだけ優しさをチラつかせれば
『この人、悪魔なのに優しいのね!キュン!』
という具合においしい人生を歩めるのに。
まったく人間ってのは面倒くさい生き物である。
そもそも、中途半端な優しさとはどんな優しさなのか。
『お姉さん、鼻毛出てますよー』と忠告することは中途半端な優しさか?
それなら、その鼻毛をキレイに整えてあげることが完全な優しさ?
何より、鼻毛が出てると分かっているのに何も言ってあげないというのは
優しさに成り得るのだろうか?
その場で一度だけ恥ずかしい思いをするのと
『このお姉さん鼻毛出てるやんー』と失笑されながら一日を過ごすのと
一体どちらがいいのだろう。
キレイなお姉さん教えてください。