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ウッシーのコラム

ダンボールを引っ張る人

2012年08月13日

高校野球児にとって甲子園は特別なものだ。
それがゴールではないにしろ、特別な通過点であろう。

何かに向かって一生懸命突き進んでいる姿というのは感動に値する。
その目標が小さかれ大きかれ、人の心に何か影響を与えることに変わりはない。
頑張っている人を見て『ご苦労さん。精々頑張りや~』と皮肉る不器用な人でも
きっと心の中では『うぐぅ、俺もあんな風に輝きたい!』と劣等感に苛まれていることだろう。

とくに学生時代は『一生懸命になるのがカッコ悪い』みたいな
何とも可笑しな意地みたなものが誰だって心の中にあって
涼しい顔をしながらカッコつけていたのを覚えているが
今思えばとても痛々しいヤツだったに違いない。

生き物ってのはみんな頑張ってる。
ミジンコだってミミズだって鳩だってイノシシだって
今日のエサ探しに一生懸命だ。
頑張らなくても生きていける人間社会で
あえて頑張って生きていく意味なんて誰にも分からないが
死ぬ間際にでも頑張って良かったと思えればそれでいいか。
なんてことを、ダンボール引っ張るホームレスのおじさんを見ながら思った今日この頃。
明日からも頑張ろう。