JUG A BILLY CATS

BLOG

ウッシーのコラム

ぼんぼん

2012年08月12日

いや~、お盆ですなぁ。
昔、まだまだ玉のように純粋だった少年の私は
『お盆になると死んだ爺ちゃんが帰ってくる』という大人たちの言葉に心底怯えて
お盆の間中は布団の中でガチッと丸まったまま朝を迎えたのを覚えている。

ご先祖様が入れるように玄関のドアを少し開けておくという異質な風習は
何とも田舎らしくて面白いが、純粋な少年にとっては恐怖でしかなかった。
子供としては『お爺ちゃんに会える!』と歓喜するべきところなのだろうが
すでにサンタクロースの実態を暴いていた私にとって
いくら身内でも死んだ人間が帰ってくるというゾンビテイストなサプライズを
容易く受け入れるほどの許容は持ち合せていなかった。

実際、小学校の頃はボロボロの古民家に住んでいたため
お盆じゃなくても何かしら出てきそうな雰囲気の中で過ごしていたわけだ。
家の裏にはトトロに出てくる汲み上げ式の古井戸があって
その裏には寂れた公園と、壮大な竹藪が広がっていた。

西日も沈み、闇がやってくると同時に不気味な風が吹き始める。
竹がギシギシとしなる音というのは、これまた何とも不気味だ。
あんな環境でワイワイ言いながら遊んでたんだから
何とも平和というかアホというか微笑ましいものである。