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ウッシーのコラム

初夏っぽい

2012年04月26日

郊外へ車を走らせた。

窓を開けると都会の雑踏に混じった初夏の夜風が飛び込んできて
「あぁもうすぐ夏か」と、得体の知れぬ高揚感が胸を叩く。
春も秋も名ばかりで、知らぬうちに過ぎ去ってしまう。
何とも儚い夢心地は、まるで空蝉の表れのようだ。
そんな刹那の空に浮かぶ月はどこか頼りなく霞みゆく。
大粒の雨がボンネットを叩いて
湿った空気が春の終焉をつれてくる。
やがて一寸の晴れ間から漆黒の闇が顔を出すと
人々はどこか悲しげに新しい季節を迎え入れる。
ああ、もうすぐ夏だ。